平成23年度 九州イノベーション創出促進協議会・特別講演会
![]()
1.開催日時
2.開催場所
3.出席者
通常総会: 71名
特別講演会: 104名
4.会長挨拶
(九州経済連合会 理事・産業振興委員会 副委員長)
(株)安川電機 取締役会長
5.来賓挨拶
6.議案審議
(1)第1号議案 平成22年度事業報告について
(2)第2号議案 平成23年度事業計画(案)について
(3)第3号議案 役員等の選任(案)について
上記の3議案に関して事務局より説明、質疑事項もなく、3議案共承認された。
7.特別講演会
特別講演:「ビジネスモデルの競争時代~技術を活かす知恵と工夫を考える」
講師:妹尾 賢一郎 氏(東京大学特任教授)
8.交流会(11階「ホールB」)
[備考]
「特別講演会」、「交流会」については、
主催:九州経済産業局、後援:九州イノベーション創出促進協議会
総会・講演会等風景写真
![]() 会長挨拶 |
![]() 来賓挨拶 |
![]() 総会風景 |
![]() 特別講演 |
![]() 交流会風景 |
会長挨拶
| 会長: | 利島 康司 社団法人 九州経済連合会 理事・産業振興委員会 副委員長 (株式会社 安川電機 取締役会長) |
皆さんこんにちは。ただいま紹介にあずかりました利島でございます。
本日は、九州イノベーション創出促進協議会の通常総会に、九州経済産業局の滝本局長をはじめ、たくさんの方にお集まり頂き、本当にありがとうございます。
さて、この協議会は、九州の様々な企業等が、より良い商品やより良い技術を生み出し、産業をさらに振興していくことを目的として発足した組織でございます。
そのために、九州の大学・高専や研究機関等で構成する60の機関を有機的に繋ぎ、技術革新等の面で支障になりそうな各機関のバリアを取り除くことにより、協議会の目的に向けて、各機関が協力して工夫していこうということでつくられたわけでございます。
本協議会は、今年で4年目を迎えます。できるだけ早い段階で、より多くの成果がでればということで、これまでも皆さんのご協力や知恵をお借りし、各種の情報、データを整理するとか、九州の企業が抱えている課題等に対し、有機的にネットワークを組んで解決していこうといった取り組みを進めて参っております。
ところで、現在、我が国経済や、産業技術を取り巻く環境は、大変厳しい状況にあります。特に震災関係につきましては、ようやく東北地方の企業では、生産を再開しようかという状況になってきておりますが、かたやリスク的なものをいくらかでも緩和しようということで、一部では、九州もそうですが、関西圏に生産拠点を移すとか、様々な苦労をされております。
また、ようやく世界の景気がよくなろうかという時に、ヨーロッパでは金融不安、アメリカでも雇用の弱さ等から、多少、怪しくなってくるというような状況となっております。円高・株安という苦しい状況下の中で、日本が立ち上がるということについては並々ならぬ努力が必要となります。
こうした中で、我々九州は、少なくとも東日本の人たちや企業に比べると有利な位置にあって、逆に我々がここで元気を出して、積極的に技術革新をすることで、東日本の人たちへの元気づけや手助けができるということではないかと思います。
昨今、事業仕分け等、協議会を取り巻くいろんなバリアもございますが、是非、そこを工夫して、九州地域により良いイノベーションの波が起こるよう、この協議会がより活発になることを願っております。
また、本日は、妹尾様に特別講演をお願いしております。そのあとの交流会もございますので、その場でもいろいろな情報交換をして頂き、産学官連携が一段と深まること期待しておりますので、よろしくお願い致します。
本日は、重ねてではありますが通常総会にお集まりいただき、本当にありがとうございます。
来賓挨拶
九州経済産業局長 滝本 徹 氏
皆さん、こんにちは。九州経済産業局長の滝本でございます。
九州イノベーション創出促進協議会の23年度総会が、利島会長をはじめ多数のご出席のもとに開催されますことを心からお慶び申し上げます。また、この場を借りて、3月11日の東日本大震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表したいと思います。
九州経済は、6月には国内総生産も震災前の水準に戻るのではないかという状況となっております。ただ、電力需給の方が、原発の再起動が予定より遅れてしまっているような状況にあり、この夏も厳しい状況だと思いますけれども、今後、この冬、来年の冬、再来年の夏といったことを考えますと、心配な要素もございますが、九州の中では積極的なプラスの動きもみられているところでございます。
九州イノベーション創出促進協議会は、平成20年度の9月に設立されて以来、産学官のプラットフォームを形成し、環境エネルギーやバイオ、自動車関連等の九州の成長分野をはじめとする技術開発の促進等、産学官の連携・協力を通じた活発な活動が繰り広げられているということでございます。
ところで、九州成長戦略アクションプランの中では、いくつか提言を行っております。
例えば、九州の環境エネルギーや、半導体、機能性食品のバイオ関係といった産業クラスターでは、これまで活発な活動を進めておりますが、まだまだ改善の余地は随分あると思いまして、今回アクションプランの中では、環境関係では、大学での研究を一層反映したものや、新エネ・省エネの部分をもっと取り込んでいこうとしております。また、半導体については、半導体ビジョンの中で、革新的ものづくり九州というのをスローガンに、研究会の中の進化、或いはグローバル人材の育成、それから内外からの投資を引き込むようなプランをつくっていこうとしております。さらに、自動車についても、次世代自動車研究会の立ち上げ等を準備しております。
そして、このKICCの組織自体も、将来的には、さらにオープンイノベーションを深掘りできるようにもっていければと思っております。
一つの理想論としては、九州各地で行われているご自慢の技術開発プランと研究を、オープンイノベーションという形で事業化、研究開発の面でも進化させ、それを国益に結びつけていくような仕組み作りを考えていきたいということです。それによって九州に新たな産業をつくっていく。その中で、九州で育った高度人材や他地域の優秀な人たちが九州に就職する。そういった場をつくっていくということが非常に大事ではないかと思います。その時に、アジアの視点というのも非常に大切です。
そういったビジョンを、産学官連携院という形でつくっていきたいと思っております。これは、一種のバーチャルな産学官のイノベーションネットワークで、KICCをもう少し高度化したようなイメージのものを考えております。KICCがその母体になるのかなという風にも思っておりますが、その勉強会を始めたところでございます。
このイノベーションネットワークというアイデア自体は大変すばらしいものでが、これをうまくワークさせていくために重要となるのは、やはり人と人との結びつきだと思います。キーパーソン同士の一つのコアがいろいろな所できちんとできているというのが非常に大事なのかなと思います。
それで、この場を借りてご紹介したいのが、全国のイノベーション推進機関ネットワーク活動でございます。堀場製作所の最高顧問に会長になっていただいて、私も実は後ろの方でこれを斜めに関与してきた経緯がございます。
このネットワークは、文科省、農水省、経産省、それと国土交通省も入った場として、徹底的に、各省連携で連携してやっていくことにしております。それから幹事として、JST、産総研、中小機構、ジェトロ、立地センター、農研機構といった、まさに実務的な推進機関が入り、それでJSTの事業も中小機構の事業もちゃんと協力できるようなつくりにしています。会員は66機関になっていますが、これをきちんと動かす企画委員会には、統括コーディネータで全国的にも有名な方々に入って頂いております。その人たちが、文科省も経産省も関係なく一体となって日本のイノベーションの活性化をどう考え、きちんとまわしていく、というところが非常に大事かなと思っております。
こうした情報等を九州の場でまわせるようにKICCとうまく連携させて動かしていきたいというのが、私が思っていることであります。
本日は、総会の後に、特別講演として、妹尾堅一郎先生にお願いしております。
妹尾さんは昨年6月に発表された産業構造ビジョン2010、あの会議で一番よくしゃべっていた方でございまして、日本が抱えている問題、「技術で勝って、企業でなぜ負けるのか」という非常に重要な問題について明解なソリューションを提供されておられます。
それからエダンズグループジャパンのトムダコスタさんにも来て頂いております。アジアや世界に向けて活動し、外国の方々中心にご運営されている企業が、なぜ福岡を選んだのか、福岡で何をやりたいのかといった点について真剣に話を聞くべきじゃないかということで、ご登壇いただくということになりました。このエダンズ社は、医療、生薬の分野の学術論文の採用率を上げるためのサービスを提供されていますが、まさにこのエダンズという企業の活動は、福岡における宝石みたいな存在だと思います。ぜひ話を聞いていただければと思います。
どうもありがとうございました。





















