Ⅰ.平成23年度の取り組み方針
平成23年度は、これまで培った協議会構成機関(60機関)の広域連携体制の下で、九州地域における「技術支援プラットフォーム」として、地域産業のイノベーション創出に資する以下の取り組みを推進する。
2.地域企業の技術課題解決に資するワンストップサービスの推進
4.研究会活動、産業化加速型活動を通じた研究開発力向上の支援
5.広報活動の実施
Ⅱ.個別の取り組み
1.構成機関のネットワークの維持、継続
(1)通常総会の開催
平成23年度の通常総会を開催し、22年度事業実績、23年度事業計画等に関して所要の審議を行う。
- 開催日:平成23年7月20日(水)
- 場所:八重洲博多ビル(福岡市)
(2)構成機関の関係者とのネットワークの維持継続
協議会事業の推進と円滑な運営を図るため、平成23年度通常総会に先立ち、幹事会委員(15名)で構成する幹事会を書面開催(6月17日)し、協議会事業に関して審議、助言をいただく。
また、本年度も、構成機関の実務担当責任者(60名)を中心とするネットワークを通じた関係機関との連携・協力関係を維持継続する。
特に、構成機関の関係者は、地域企業の技術課題解決に向けたワンストップサービス、開放機器等データベースの更新等に協力するとともに、その有効な活用に努める。
また、協議会事務局は、構成機関の実務担当責任者を窓口として、会員情報の受配信やタイムリーな関係情報の配信に努める。
2.地域企業の技術課題解決に資するワンストップサービスの推進
(1)ワンストップサービスの推進
九州地域における企業の様々な技術課題に対し、引き続き、協議会の「技術相談ワンストップサービス」の仕組みを有効に活かした取り組みを推進する。
具体的には、地域企業等からの技術相談に関しては、協議会事務局を担う(財)九州産業技術センター及び(独)産業技術総合研究所九州センターに配置のコーディネータ等が対応するとともに、必要に応じてコーディネータ・事務局関係者で構成する「事務局グループ会議(略称:G会議)」において対応方針等を検討する。
このうち、構成機関の研究者等とのマッチングが必要な案件に関しては、実務担当責任者等との連携の下で、地域企業等と公設試・大学等の研究者との最適なマッチングに努めることにより、地域企業等の技術課題の解決や産学官の共同研究開発の促進を支援する。
また、平成22年度に発足した「産業支援金融プラットフォーム(略称:金融PF)」の参加機関が抱える「地域企業の技術面での課題」に対しても、協議会として適切な対応に努める。
(2)訪問型技術相談の実施
九州経済産業局と連携して、地域における新成長産業分野である次世代自動車関連産業分野、医療関連産業分野を中心とする地域企業の魅力的な技術ニーズの掘り起こしを行うとともに、訪問型の技術相談を通じて、技術課題の解決或いは研究開発の促進をサポートしていく。
| ○ 年間訪問件数:10数件(目標) |
| (注) |
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(3)構成機関との連携による技術相談等の実施
(独)産業技術総合研究所九州センターが、産総研・各県公設試・九州イノベーション創出促進協議会等の活動を地域企業に知って頂くことを目的として開催する「九州・沖縄 産業技術オープンデー」事業に、協議会として共催するとともに、構成機関等との連携の下で展示ブースを設置し、地域企業からの技術相談等に対応する。
○ 「九州・沖縄 産業技術オープンデー」について
- 開催時期:平成23年11月17日(木)
- 開催場所:(独)産業技術総合研究所九州センター(佐賀県鳥栖市)
- 主な取り組み
- 最先端の技術シーズを紹介する研究講演会
- 企業化に成功した連携事例を発表する公設試&産総研合同成果発表会
- 技術相談会や経営相談会 等
3.試験研究機器等データベースの更新と活用促進
(1)開放試験研究機器データベース
平成22年度までに大学・高専、各県公設試、産業支援機関等が協力して整備した開放試験研究機器データベースについては、最新のデータに追加・更新するともに、ホームページ等を通じて幅広い活用に努める。
なお、本データベースの更新等にあたっては、構成機関の協力の下で、別途、事務局が調査を行うこととする。
- 九州地方知事会(工業系公設試連携事務局)を通じた各県公設試データベースの追加・更新
- 大学・高専等のデータベースの追加・更新
(2)主要3分野データベース
これまでに整備している「生産計測技術分野」(半導体関連)、「カーエレクトロニクス分野」(自動車関連)、「食品・バイオ分野」(農工連携関連)の研究者・試験研究機器データベースについては、適宜、追加・更新し、ホームページを通して各分野の登録会員(ID、パスワードの付与者)に提供する。
なお、これらデータベースの更新等にあたっては、これまでと同様、(独)産業技術総合研究所九州センター(生産計測技術分野、食品・バイオ分野)及び(財)北九州産業学術推進機構(カーエレクトロニクス分野)と連携して実施する。
4.研究会活動、産業化加速型活動を通じた研究開発力向上の支援
(1)研究会活動等の実施
本年度の新成長産業分野の研究会活動については、近年注目を集めている「次世代自動車関連産業分野」及び「医療関連産業分野」を対象として、産学官の共同研究開発促進に向けた研究会を4テーマ程度選定の上、実施する。
また、九州地域における医療・バイオ機器などの医療関連産業の振興に向けて、「医療関連産業推進セミナー」(仮称)を開催する。
こうした研究会活動等を通して、九州地域における新成長分野における骨太な共同研究開発プロジェクトの育成に努める。
○ 研究会活動(予定):
- 「次世代自動車関連産業分野」2テーマ
- 「医療関連産業分野」2テーマ
○ 医療関連産業推進セミナー(仮称):平成23年9月22日(木)場所:アクロス福岡(福岡市)
(2)産業化加速型活動の実施
九州地域における次世代自動車産業の振興につながる研究開発プロジェクトのうち、有望な取り組みを探索するとともに、特に有望なものについては、国家レベルのプロジェクトとして育成していくため、専門家を派遣し、当該プロジェクトの実情に応じた産業化支援策を検討の上、具体化に努める。
なお、4(1)の「研究会活動等」及び(2)の「産業化加速型活動」については、国の「地域新成長産業群創出事業」(補助事業)として実施するため、本年4月以降、関係する活動を開始する。
5.広報活動の実施
協議会のホームページを通して、関連情報を提供するとともに、技術相談ワンストップサービスの紹介、開放試験研究機器をはじめとするデータベースの提供等の広報活動を実施するほか、各種の機会を通して協議会活動のPRに努める。















